事業を興す時に、開業資金が足りないという場合もあります。その場合、足りない分をどうするかということになりますが、友人や知人に共同出資者になってもらう方法もあります。
しかし、余程魅力的な内容の事業であったり、出資金以上の配当が貰える可能性が高そうでないと、なかなかOKはしてもらえないでしょう。そうなると、足りない分をどこかから借りるようになります。
足りない開業資金を借りる場合、親族などから借りる方法、銀行や信用金庫から借りる方法、ノンバンクから借りる方法などがあります。親族などから借りる場合、細かい金額まで聞かれることはないかもしれませんし、場合によっては、利息もなしで借りられる可能性もあります。
しかし、しっかりとした計画を経て、その内容で相手の方を安心させられないと、逆に心配をかける結果になってしまいます。銀行や信用金庫から借りる場合は、金利も比較的低いことが大きな魅力ですが、事業計画書が必要になり、審査にも時間がかかる上に厳しくなっています。ただし、銀行によっては、事業についての相談を受け付けてくれて、どのように事業計画を見直せば良いのかなどの、アドバイスをくれることもあります。
一番借りやすい方法は、ノンバンクで借りる方法で、審査も銀行などよりは緩く、早く借りられるので非常に便利ですが、金利が比較的高いので、長期間借りていると支払う利息が多くなってしまいます。また、銀行などのように事業計画についてのアドバイスをくれることはほとんどありません。自分の状況に応じて開業資金をどうするか、しっかりと考えましょう。