荘内銀行のファクタリングとABL(売掛担保融資)で資金繰り
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荘内銀行では、事業者のさまざまなニーズに対応した多様な商品が取り揃えられています。商品の詳細はホームページで確認できますが、そこに掲載されている以外の商品も取り扱いがあるので、詳しくは荘内銀行の本支店窓口で相談してみましょう。
荘内銀行の取り扱うABL(売掛担保融資)
ABLとは最近浸透してきた資金調達の手段で、企業の事業そのものをもとに、それ商品・原材料などの在庫商品や、売掛金などの資産を担保に融資を行います。不動産担保に過度に依拠する必要がなく、第三者保証も必要としません。通常内の営業活動における保有の商品在庫や売掛金を活用する事で資金の調達が可能になります。つまり、不動産担保を所有しない中小企業にとって、新たな資金繰りの手段が増えたことになります。地域密着型の金融を目指す荘内銀行では、地域の中小企業のニーズに対応してABLを提供しています。
荘内銀行のABLの詳細
それでは、荘内銀行が取り扱うABLの中身について見ていきましょう。まず、対象となるのは、売掛債権や集合動産を保有する法人です。また、荘内銀行の定める基準を満たすことも条件ですので、詳しい審査基準については直接銀行に問い合わせてください。資金用途は事業資金に限られます。貸付限度額は2億5千万円、契約期間は1年間で以降1年ごとの更新となります。返済方法は約定返済か随時返済かを選択可能です。担保の対象となる売掛債権や集合動産の詳細については、これも荘内銀行に直接相談してください。利用には保証料や担保管理手数料が必要です。山形県内の営業店なら、住宅ローンスクエアとインストアブランチを除き、どこでも取り扱っています。
荘内銀行のファクタリング
ホームページには大々的に取り扱いを公表していませんが、荘内銀行でもファクタリングの取り扱い実績はあります。荘内銀行は北都銀行・東北銀行・みちのく銀行の三行とともに特別目的会社を共同設立しており、ファクタリングにも対応可能です。詳しくは直接銀行までお尋ねください。
ABL・ファクタリング以外の荘内銀行の融資商品
荘内銀行の事業者向け融資は、ABL以外にもたくさんの種類があります。医療や介護、農業、観光など新産業の事業者が対象の「荘銀成長戦略ファンド」、法人または個人事業主向けの事業者ローン「事業者応援ローン500」、個人事業主の急な借入も可能な〈荘銀〉ローン「ビジネスベンリッチS」などがあります。また、農業や6次産業に取り組む事業者向けには、長期資金と買掛金支払いを除いた短期資金に有用な「大地の恵み」と、日本政策金融公庫と連携して農業関係の資金調達に対応した「L資金」もあります。また、公的制度の融資商品もあり、山形県信用保証協会付商品や山形県商工業振興資金が用意されています。
このページの↑上記の金利や限度額は記事執筆時の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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