ABL(売掛担保融資)をはじめ多様な融資商品で企業の資金繰りを応援する長崎銀行
[本文] 長崎県長崎市に本店を構える長崎銀行は、長崎県の第二地方銀行として機能する銀行です。創業は1912年(大正元年)にまでさかのぼり、100年以上の長きにわたって地域社会への貢献活動を続けています。長崎県内以外に熊本県や佐賀県にも支店を置いています。事業者向けのサービスは非常に充実しており、資金繰りなど目的に合わせたサービスが受けられます。
長崎銀行のABL(売掛担保融資)
長崎銀行ではABLという名称は使っていませんが、「動産・債権譲渡担保融資」として取り扱いがあります。地域密着型の金融を推進するために、中小企業の資金調達の手段を多様化させるための取り組みです。平成27年度の取り組み状況によると、同年度内に27件のABLを実行しており、そのうち売掛債権を担保にした融資が2件、動産を担保にした融資が25件を数えます。公式ホームページ上に具体的なことは記載されていないので、詳しいことは直接長崎銀行の本支店まで問い合わせてください。
長崎銀行のファクタリングへの取り組みについて
長崎銀行の公式ホームページ上では、ファクタリングの取り組みについて大々的な公表はありません。関心のある事業者の方は直接長崎銀行まで問い合わせてみましょう。
運転資金の資金繰りに便利な長崎銀行のビジネスローン
ながさき地域創生応援ローン
長崎銀行の融資商品のメインとなるのが「ながさき地域創生応援ローン」です。運転資金と設備資金に利用でき、融資額は1000万円以上、融資期間は7年となっています。「地域創生」という名称からもうかがえるように、この融資は、地域創生の事業を行うための資金として利用することに限られています。ただ、そのカバーするところは、起業、投資、再編、研究開発、環境、防災、エネルギー、医療などなど非常に幅広いので、多くの中小企業に利用の可能性があります。具体的な条件などについては、直接長崎銀行までお問い合わせください。
ながさき創業支援資金
こちらは、長崎県内で開業予定のある事業者、もしくは、開業5年以内の事業者が対象です。融資額は3000万円以内で、融資期間は、運転資金の場合に5年以内、設備資金の場合に15年以内となっています。事業計画の内容次第で金利の引き下げもあるので、利用を検討する方は長崎銀行に相談してみましょう。
ながさき事業応援資金
長崎県信用保証協会の保証が得られる法人と個人事業主が対象のローンです。融資額は1250万円以内で、融資期間は、運転資金の場合に7年以内、設備資金の場合に10年以内となっています。また、「ながさき事業応援資金(新規)」というプランもあり、こちらは融資額が5000万円以内、融資期間が運転資金・設備資金ともに10年以内となっています。
このページの↑上記の金利や限度額は記事執筆時の情報のため、
公式サイトにて最新の情報を必ずご確認ください。
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